プロフィール：近藤嘉宏（ピアニスト）
桐朋学園大学を首席で卒業。ミュンヘンにてゲルハルト・オピッツ氏のもとで更なる研鑚を積む。1987年日本音楽コンクール第2位。1992年ミュンヘン響との共演でデビュー。以後サントリーホール、ザ・シンフォニーホールなどの主要ホールでリサイタルを開催。これまでに数多くの国内外のオーケストラに客演し、数多くのマエストロとも共演を重ねている。2004年にカーネギーホール、2006年にはウィーン・ムジークフェラインでリサイタルデビュー。2016年デビュー20周年事業としミュンヘンのマックス・ヨゼフ・ザールでリサイタルを開催、ウィーンのムジークフェライン大ホールにベートーヴェンの「皇帝」でデビューを飾った。2017年、松竹映画「砂の器」シネマコンサートにおいて、不可能と言われた「宿命」を含むピアノソロを演奏し成功を収め、翌年、光州市立交響楽団（韓国）定期演奏会に招かれるなど、国際的な活動にも益々の広がりを見せている。現在までに30タイトル以上のCD及びDVDをリリース、プロデューサーにギタリストの鈴木大介を迎えたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の録音では、深化した音楽性に高い賞賛が寄せられている。